【新唐人2010年11月2日付ニュース】アメリカ航空宇宙局、NASAによると、現在火星に移住する計画について研究中です。有人ロケットを発射し、火星で長期的に住むことを目指しています。
この野心的な火星移住計画は、NASAのエームズリサーチセンターが実施。すでにNASAから10万ドルの予算のほか、アメリカ国防総省からも100万ドルの資金を得ました。この計画には100億ドル(約8000億円)が使われ、2030年に完成する予定です。
ハワード・マッカーディ教授は、計画について説明してくれました。
「火星に行くのは、単に見物するだけではありません。火星を改造する予定です。温室効果ガスを作り、大気に混入させてから、最終的に、火星を地球のような大気と温度の状態にします」
教授によると、計画のネックは、火星に電気、酸素、食べ物もないこと。そして、資金です。そのため、資産家からも資金を集める予定です。
NASAエームズ研究センターのピーター・ワーデン主任は:「計画は可能だと思います。資産家の心をつかんで、移住計画の基金を設立したいです」
この行ったら戻ってこない火星の移住計画、一般の方はどう見ているのでしょうか。NASAの博物館を見学していたラリー・アレンさんは:「家族や友人に会いたくなるから、片道切符は要りません」
一方、ボブ・オートンさんは、探検の部分に深く惹かれるといい、チャレンジしたいそうです。
人類は昔から、ずっと火星に夢を抱いてきました。レイ・ブラッドベリの小説から、「火星」の名のついたチョコレートキャンデーまで生まれています。
新唐人テレビがお伝えしました。
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