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削除された書き込みが起死回生 動態網 書込み回復サービス開始

2013年10月23日

【新唐人2013年10月23日付ニュース】中国ではミニブログの出現によって、人々の意識が変わりつつあります。そのため、中国当局はミニブログに対する規制を強化し続けています。中国最大のユーザー数を誇るシナウェイボーを例に挙げると、毎日数百万の書き込みが当局の検閲を受け、大量の書き込みが削除されています。一方、海外で中国のネット封鎖を突破するソフトウェアを提供する “動態網”がこの頃、削除されたミニブログの書き込みを蘇らせる新たなサービスを始めました。

 

数百万のフォロワーを持つネット有名人から全く無名の新しいユーザーまで、シナウェイボーが24時間態勢で行う書き込みフィルターからは誰も逃げることはできません。多くのネットユーザーは書き込みの削除またはIDのブロックを経験しています。一方、アメリカに拠点を持つIT企業“動態網”が提供する最新サービス“ミニブログリーク”によって、削除されたこれらの書き込みが奇跡的に蘇ることができます。

 

動態網技術公司CEO  Bill Xiaさん

「ネット上の情報伝播を中国当局は、非常に恐れているので、規制を強化しているのです。多くの民衆もずっと、心の声を出すことができませんでした」

 

中国最大のミニブログ運営企業“新浪公司”は、コンピュータと人によるフィルタリングで、中国当局の神経に触れる敏感な書き込みがネット上に流れるのを遮っています。

 

動態網技術公司CEO Bill Xiaさん

「新浪微博のネット検閲は段階的なものです。第一歩は、マシーンによる自動濾過で、この段階で濾過された書き込みは表示されません。次は、人による検閲ですが、一部書き込みは投稿後数時間後に削除されます。我々が収集するのは、これら投稿した後にすぐ削除された書き込みです」

 

シナウェイボーには膨大な“敏感キーワードバンク”があり、その内容も増加の一方です。ごく普通の言葉であっても、何かの突発事件によって、突然“敏感キーワード”になる可能性があります。

 

動態網技術公司CEO Bill Xiaさん

「(最近)収集した書き込みには『余姚』に関する話題が多いのがわかります。つまり、最近削除された多くは余姚市に関する書き込みなのです。このサービスを通して、毎日どんなことが話題になっていて、民衆の関心度が高いが削除されたのかがわかります」

 

中国のネットユーザーは動態網が提供するフリーソフト“自由門”を起動し、動態網のトップページの“ミニブログリーク”をクリックすると、中国のネット上から削除された数百件の書き込みを日付順で閲覧することができます。

 

人権活動家 胡軍さん

「これらは皆 敏感な内容で、人々はこれら人気のある書き込みを転載したりします。その大きな役割は真相を伝え、中国民衆の共鳴を呼び、共産党に対する恐怖を取り除き、独裁政権にノーと言う勇気を与えてくれていることです」

 

 “ミニブログリーク“はまた、中国民衆に”情報暴露プラットフォーム“を提供し、中国で報道されることのない情報が海外の独立メディアを通じて報道されるよう、手助けしています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/10/18/atext986269.html (中国語)

 

(翻訳/吉田 編集/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)

 

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