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CCTVのスタバ批判報道に非難殺到

2013年10月24日

【新唐人2013年10月24日付ニュース】アメリカのコーヒーチェーン大手スターバックスは中国進出後、中国消費者から絶大な歓迎を受けています。しかし、中国中央テレビ局は最近、“中国のスターバックス高い”と題する20分番組で批判報道を行いました。これに対し、中国のネットユーザーからは非難が殺到しています。

 

中央テレビの報道によると、スターバックスのコーヒーラテ一杯の値段が北京で27元で販売されているのに対し、アメリカシカゴでは19.98元、インドムンバイでは14.6元。Mサイズのラテ1杯の原価は4元足らずで、スターバックスの中国での利益率は欧米を遥かに超えていると報道しました。

 

この報道に対し、ネットユーザーからは非難が殺到しています。一部を拾ってみましょう。

 

 “一部の人のIQは困ったものだ。高い不動産価格、高い医薬品、高いガソリン、高い高速料金、高いインターネット接続料・・・どのネタを報道しても拍手喝采を浴びるはずなのに、なぜわざわざスターバックスの広告をするのか”

 

 “たまに思うが、中央テレビの人間は脳に水が入ったのかと疑ってしまう”

 

ネット有名人も見方を発表しています。

 

“中央テレビと経済学を論じても無駄だ”“彼らはとぼけているだけだ”“単純に言って、北京でスターバックスなどのカフェをのぞいて、ほかに交通が便利で品質が安定し、環境が優れ、サービスが行き届いている集まりに最適な場所がほかにある?”

 

経済学者もミニブログで、中央テレビにはスターバックスを批判する資格がないと砲撃を加えます。

 

 “市場経済の基本原則は自由である。中央テレビは市場経済の基本精神すらわかっていないようだ。時間があるなら、石油、電信、金融などの国有企業を批判してみろ”

 

一方スターバックスは文書で、価格設定は中国事業単独のものではなく、アジア太平洋諸国も含んだものであり、インフラ構築費や人件費、原材料費、不動産賃料によって変動するため、市場によってまちまちだとコメントしています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/10/22/atext988292.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)

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