【新唐人2013年11月1日付ニュース】今年9回目となる台湾国際牛肉麺祭りが、11月9日と10日、台北市の円山(えんざん)公園で開催されます。毎年行われる恒例の牛肉麺コンテストのほか、今年は世界各地のコック長が招かれ、腕を振るいます。
熱々の麺をどんぶりに入れ、牛肉を載せます。丹念に味付けした牛肉スープを注ぎ、仕上げに青ネギを散らします。辛口が好みなら、最後にラー油を加える。香り豊かでコクのある牛肉麺の出来上がりです。今年の台北国際牛肉麺祭りには、世界各国から有名シェフが招かれ、腕前を競い合います。台湾代表の洪金竜さんは、ご当地食材で外国選手に挑みます。
台湾代表 洪金竜さん
「我々が作るのは家庭的な牛肉麺です。我々は台湾味の牛肉麺で世界とPK戦を行います」
台湾南部の嘉義からコンテストに参加する醤油味の達人・劉慶宗さんは、南北の味の違いに着目し、北部に合わせる為の工夫をしているそうです。
台北国際牛肉節参加選手 劉慶宗さん
「南部の味は少し甘めなので、少し調整しました。調整すると台北では審査員全員から注目されました」
美味しい牛肉麺は塩加減、香り、食材の鮮度が命です。
台北国際牛肉節参加選手 鄭正中さん
「美味しい牛肉麺は食材が新鮮であれば、調味料はとてもシンプルです。最も基本的な豆板醤だけでOKです」
台北国際牛肉節参加選手 林秀源さん
「今回の煮込みは主に野菜を使っているので、あっさりして甘みがあります。化学調味料は使用せず、牛骨のみでスープを作りました」
麺料理の達人たちは料理の腕前と共に、アイディアも競い合うことになります。良い成績を収めるほか、おいしい牛肉麺とともに、暖かい台北の人情味も味わってもらいたいと望んでいます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/10/29/atext993380.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)