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初冬の北京 再度「スモッグの都」に

2013年11月03日

【新唐人2013年11月3日付ニュース】11月2日、中国北部の10の省と市が深刻なスモッグに見舞われました。北京では大気汚染の青色警報とスモッグの黄色警報が出されました。スモッグの影響を受け、北京や河北省、天津市内の複数の高速道路が通行止めとなりました。

 

北京、天津、河北省南部、山西省東部、河南省北部、山東省北部などでは、視界が1000m以下に下がりました。

 

北京市豊台区の観測ステーションが観測したPM2.5の濃度は266マイクログラム。WHOが推奨する基準値20を10倍以上上回っています。天津市では27の観測ステーションのうち、24カ所で重度の汚染が観測され、残りの3カ所で観測されたPM2.5も317に達しています。

 

河南省ではほとんどの地区がスモッグに覆われ、鄭州市と洛河市の視界は50m未満になりました。

 

2日朝、北京から上海を結ぶ高速道路を含む複数の高速道路が一部区間で通行止めとなりました。空の便も影響を受けています。河南省の新鄭州国際空港では20便、山東省の済南国際空港では22便が欠航または出発遅延となりました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/11/03/atext996371.html   (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)

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