【新唐人2013年11月26日付ニュース】生後半年の赤ん坊が奪われた事件に、香港市民は怒りを抑えられません。警察は大陸から来たと思われる中年女性を指名手配しました。事件の詳細は不明ですが、大陸の人身売買を非難する声が香港を覆っています。
11月23日、夜7時半ごろ、香港のある公園の近くで、大陸から来た男女が赤ん坊をベビーカーに乗せていた母親に道を尋ね、その隙に、生後半年の女の子を奪い去る事件が起こりました。警察は赤ん坊を捜索していますが、まだ見つかっていません。24日の夜、大陸なまりの広東語を話す40代の女性が指名手配されました。
事件後、赤ん坊を捜し出そうと、子供を持つ親たちが次々と立ち上がりました。フェイスブックにもページが作られ、すでに5万人以上がフォロワーになっています。怒りの声と共に子供を大陸に連れて行くことへの不安の声が聞かれます。
マレーシア人観光客 黎さん
「珠海から来たばかりです。危険な所は絶対行きません」
中国大陸では毎年、20万人もの子供が行方不明になっているといわれます。1日当たり、550人が失踪している計算です。そのうち、8割近くが人身売買されており、見つかる確率は1パーセントに過ぎません。生きたまま臓器を奪われるという情報もあります。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/11/25/atext1011320.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/工)