【新唐人2013年11月27日付ニュース】天安門事件の学生リーダーの1人、ウアルカイシ氏が、11月25日、亡命先の台湾から香港空港に到着し、自身の身柄を中国政府に渡すよう香港当局に求めました。しかし4時間以上、拘束された後、台湾に強制送還されました。
ウアルカイシ氏は、香港メディアに対し、香港当局の決定に遺憾(いかん)の意と怒りを覚えると述べました。また、香港当局はここ数年来、中国政府の圧力に屈しているとも批判し、諦めずに自由を守るよう、香港市民に訴えました。
ウアルカイシ氏は中国に戻るため、2009年以来、マカオに入ろうとしたり、日本やワシントンで中国大使館に「出頭」したりしましたが、全て失敗に終わりました。
今回の「出頭」も、中国にいる年老いた両親に会うためだと言います。今後も、逮捕を恐れず違うルートで帰国を試みるそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/11/26/atext1011937.html
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/工)