【新唐人2014年3月1日ニュース】香港のメディア業界に対する抑圧がエスカレートし、明報前編集著襲撃事件は香港各界の怒りを買っています。先日の抗議デモに続き、香港記者協会は再度デモによる抗議活動を計画し、多くの香港市民の参加を呼びかけています。
27日、100人を超える明報の従業員らが黒いTシャツをまとい、ブルーリボンを付けて、劉進図前編集長の襲撃事件に関する報道記事を持って、社屋の前で静かな抗議を展開しました。普段は赤字で表示される題字が、この日は黒色で表示され、香港メディア界の最も暗黒な出来事に抗議を示しています。また、犯人捜しのため、明報は100万香港ドル、日本円でおよそ1300万円の懸賞金を出すことを決めました。
「明報」従業員代表 冼韻姬さん
「我々は疑問に思います。香港は果たして安全な都市なのかどうか、見えない圧力に対して、我々は平然と直面する事ができます。しかし 見える刀に対して、我々はどうすればいいのか」
香港記者協会は3月2日、暴力に反対する集会とデモを行うと発表し、多くの市民の参加を呼びかけています。
「明報」従業員代表 冼韻姬さん
「我々が勝ち取り。守ろうとしているのは報道の自由、言論の自由だけではありません。皆を恐怖から守るためでもあります」
暴徒に襲われて重傷を負った劉前編集長は、幸い命に別状はなく、現在病院で治療を受けています。
このほか、香港中文大学ニュース・コミュニケーション学院の教師と学生600人が、夕方、大学のキャパスで暴力に反対し、報道の自由を守る集会を開きました。香港大学の学生らも午後7時から香港政府前でキャンドル集会を開き、座り込みの方法で劉前編集長にエールを送りました。日曜日のデモにより多くの市民が参加するよう呼びかけています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/28/atext1071030.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)