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新疆で衝突事件 警察の挑発が原因

2014年05月10日

【新唐人2014年5月10日】5月8日、新疆アクス地区で衝突が発生し1人が死亡し、1人が負傷しました。

 

新疆の共産党メディア「天山網」は、警察が容疑車両の検問を行っていた時、容疑者が突然刃物で襲いかかったため、警察が発砲。1人が死亡し、1人を逮捕。警官1人が重傷を負ったと伝えています。

 

一方、「世界ウイグル会議」の報道官は台湾の「中央社」に対し、事件は警察がウイグル人に対し侮辱的な言葉で挑発したことが原因で起きたと述べました。ウイグル人青年1人が射殺されたほか、1人が負傷、ウイグル人12人が逮捕されました。この衝突で、警察官1人が負傷し、警察車両1台が破壊されました。

 

報道官は、目下中国当局は警察関係者がウイグル人を挑発、さらには射殺しても放任しているとし、新疆の情勢に危惧を示しました。

 

当局 高瑜氏を「機密漏洩罪」で刑事拘束

 

北京の元ジャーナリスト、高瑜さんが消息を絶ってから2週間が過ぎました。5月8日、政府系メディアは、「海外に国家機密を不法に提供した」疑いで、北京市警察に刑事拘留されていると伝えました。ある情報によると、高瑜さんが漏えいしたのは去年4月に中国共産党中央弁公庁が発行した「イデオロギー領域に関する通知」で、通称「9号ファイル」と呼ばれるものだそうです。

 

これに対し、メディア界や法曹界では、高瑜さんの行為は「国家機密漏洩」には当てはまらないと、当局を非難する声が相次いでいます。

 

ネット民 浦志強弁護士を声援

 

先日、「天安門事件記念シンポジウム」に参加したことで当局に拘束されている人権派弁護士、浦志強さんが8日午後、弁護士との面会が許可されました。浦さんの代理人になったのは同じ法律事務所の屈振紅弁護士と「中国の1代目法律人」と呼ばれる今年87歳の張思之弁護士です。浦さんと同時に拘束された他の4人も、代理人との面会が許可されました。

 

ネット上では90年代生まれのネットユーザーによる声援活動が展開され、今回天安門事件記念活動のために拘束された活動家を声援しています。

 

相次ぐメディア関係者の自殺

 

中国メデイアによると、深センの「晶報」の広告部総経理、張敬武氏が8日、自殺しました。関係者の話によると、7日から行方がわからなくなっていましたが、8日、遺体となって、香蜜湖のどぶの中から発見されました。遺書が残されていたそうです。

 

5月4日には、浙江省の「都市快報」の副編集長が自殺しました。中国では最近、メディア関係者の自殺が相次いでいますが、評論家は、当局の腐敗撲滅運動や上層部の内部闘争と関係があると見ています。

 

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/05/09/atext1108567.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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