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杭州市での衝突 警察が武力鎮圧を拒む?

2014年05月14日

【新唐人2014年5月14日付ニュース】浙江省ではゴミ焼却場の建設に反対する抗議活動が続いていますが、当局は武力で鎮圧し、多数の死傷者を出しています。新唐人が11日に入手した情報によると、杭州市中泰派出所の警察全員が当局に逆らい、武力鎮圧に出動しなかったそうです。地元派出所の警察は当初この事実を認めましたが、後に否認しました。

 

11日午後、杭州市余杭区中泰派出所の警察がストライキをしているとのネットユーザーからの情報提供を受け、新唐人記者が中泰派出所に電話をかけました。

 

新唐人記者

「中泰派出所ですか」

 

杭州市余杭区中泰派出所 

「ええ」

 

新唐人記者

「派出所で、ストがあったと聞きましたが」

 

杭州市余杭区中泰派出所

「ええ。5月10日、他の所のことは分かりませんが。中泰派出所は出動しませんでした」

 

新唐人記者

「どうして出動しなかったのですか」

 

杭州市余杭区中泰派出所 

「我々も同じ地元の人間で、住民のために考えています。我々も同じ気持ちです」

 

地元の女性も、中泰派出所の警察が、10日の鎮圧に参加しなかったことを証言しました。

 

地元住民 蕭さん

「集団辞職です。昨日全員家に帰って、休んでいました」

 

12日、記者が中泰派出所に状況を確認しようとしたところ、派出所の職員は認めませんでした。地元住民によると、当局は教師、公務員、医者など社会各界に対し、いかなる活動にも参加しないよう求めているそうです。違反すると免職になるとの事です。

 

杭州市政府は、地元住民への事前説明もせず、中泰郷にアジア最大のゴミ焼却場を建設しようとしましたが、4月から、激しい抗議活動に遭っています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/05/12/atext1109258.html (中国語)

(翻訳/徳山 編集/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

 

 

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