HOME > ニュースページ > 社会 > 詳細

天安門事件25周年前夜 北京が厳戒態勢

2014年05月23日

【新唐人2014年5月23日】天安門事件25周年が近づき、しかも各地で襲撃事件が頻発しているため、北京市当局は、戦々恐々としています。武装警官100人あまりを投入し、北京に入ってくる人や車両を検査しますが、この態勢は6月中旬まで続けられる予定です。

 

国営メディアの報道によると、5月20日から、武装警官100人あまりが北京に入ってくる人や車両を検査しています。

 

報道によると、車両が北京に入ってくる場合、車に乗っている人は身分証や車両手続き書を出す必要があるほか、トランクも見せなければなりません。完全武装した武装警官2人がそばで見張っています。今回、投入された武装警官は、2週間前に特訓を受けて選ばれた精鋭だそうです。

 

武装警官は、17の検査地点に平均5組ずつ配備され、24時間、交代で検査しており、この態勢は6月中旬まで続きます。

 

北京人権活動家 王藏さん

「微博やネットで知りました。以前いなかった場所にも警官がいます」

 

北京市民 王玲さん

「耳にしました。今 警官が道端に立っていたり、歩いていたり、とにかく緊迫しています」

 

北京にいる陳情者によると、現在、取締りが厳しく、大勢がひそかに連行されており、みな、不安を募らせています。

 

1989年6月4日、民主運動に参加していた学生や市民を中共当局が戦車などで鎮圧した事件は、「天安門大虐殺」とも呼ばれます。市民による記念活動を阻止するため、当局は警戒を強化しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/05/22/a1111217.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

トップページへ