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河南省の幼稚園で銃が暴発 数人が負傷

2014年05月31日

【新唐人2014年5月31日】最近、中共は国内各地でいわゆる「反テロ」と称して、武装した警官に巡回させています。先日、河南省の警察は鄭州市の幼稚園で、銃を暴発させる事故を起こし、数人が負傷する事態になりました。

 

5月29日午前10時頃、河南省鄭州市の海文実験幼稚園の園内で、警官によるパフォーマンスが行われていた最中、警官が所持していた銃が突然、暴発し、地面のコンクリートの破片が飛び散って、保護者4人と園児1人が負傷しました。

 

その後、鄭州市鄭東派出所は公式ブログで、この事件に触れましたが、詳細は発表していません。メディアの報道によると、鄭州市公安局の責任者は、「警官は銃の中に銃弾があるのを知らない」と話したそうです。

 

では地元住民はこの件をどう見ているのでしょうか。

 

河南省鄭州市 李さん

「警官の深刻な失態です。銃を所持して、幼稚園に行くことが変です。幼稚園にテロ犯や悪人がいますか?しかも銃の暴発など理解できません」

 

河南省鄭州市 李さん

「事件を聞いた人は皆耳を疑いました。なぜ銃を持って、幼稚園でパフォーマンスするのでしょう」

 

武装した警官が中国の各地で巡回を始めて以来、警官による発砲事件がすでにいくつも起きています。5月15日、雲南省の警官が街頭で12発発砲し、陳情者1人を射殺しました。20日、新疆のカシュガル地区で軍と警察は6人のウイグル族を射殺しました。

 

河南省鄭州市 李さん

「庶民の恐怖が増しました。治安維持の名目でやっていますが、『反テロ』はしょせん庶民を怖がらせるだけです。今回は幼稚園でしたが、今度はどこで銃が暴発するのでしょう」

 

30日までの情報によると、今回の銃の暴発で負傷した保護者4人は状態が安定していますが、園児のほうは、まだ手術が必要です。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/05/30/a1112956.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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