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85万人の「人肉爆弾探知機」憎しみを煽動する中共

2014年06月04日

【新唐人2014年6月4日】中国にはある言葉があります。「人に売られてもその人の為に金を数える」。最近、この一幕が中国各地で見られています。中共は「反テロ安定維持」を「社会二級予防抑制」にグレードアップさせると言っていますが、どういう意味でしょうか。つまり85万人の志願者が街頭に出て、街全体を「人肉監視」することです。

 

これら「志願者」の写真を探してみました。おばさんが1人、2人、おばさんばかりです。この85万人の志願者は全員町内会のおばさんたちなのです。しかし 新疆で起きたのは切り付けに爆発事件ですよ。こういう時には真っ先に老人と子どもを守るべきでは?配置すべきなのは爆弾処理の専門家なのに、中共はおばさんたちを最前線に送り、おばさんたちを爆弾と切り付けの試験品にしているのです。これは正に「人肉爆弾探知機」なのです。おばさんたちは「人に売られたのにその人の為に金を数えている」のです。

 

中共のこの手は初めてではなく、国共内戦時も民衆を前線に送り、弾除けに使いました。中共の学名では「群衆を互いに闘わせる」といい、憎しみを煽動すると同時に弾除けに使うのです。結果新疆の人と内陸部の人々の対立と憎しみはさらにエスカレートします。

 

5月31日北京郊外でまた切り付け事件が発生しました。北京の治安維持はずっと強化されているのに、なぜ切り付け事件を予防できないのでしょうか?簡単です。中共のこの手の「群衆対群衆の闘い」は憎しみの煽動で、良民だった新疆人が内陸部で恨まれ、差別され、さらには活路を失ってしまうと、彼らがどう思うかは想像できるでしょう。

 

正常な社会ではこの種の爆発 、切り付け事件が発生した時の応急措置として、更なる衝突を避ける為に憎しみを取り除きます。例えば「9・11」事件の後、米国テレビによるイスラム教に対する恨みの煽動や宣伝は見た事ありません。白人や黒人のおばさんが街頭に出て、反テロを行うのも見た事ありません。米国はイスラム教徒の最も多い国ですが、却って憎しみを抑え、対立を最小限に抑えました。

 

中共が現在直面している暴力事件は中共が長年造ってきた憎しみの爆発で、滅亡の第一歩です。新疆の人々は造反しただけです。中共の考え方は?暴力的鎮圧と虚言による挑発です。しかし今になって、この手はもう効かなくなりました。造って来た矛盾が多すぎるからです。瓢箪は押せば押すほど浮き上がるからです。新疆の人だけでなく、強制立ち退き、環境汚染の被害者、退役軍人らも街頭で抗議しています。

 

話を戻しますが、では ウイグル人がいなくなると、他の中国人は被害を受けなくて済むのでしょうか?あり得ない事です。中共の制度下では被害がさらに増えます。例えば警察の武装パトロール。5月30日、雲南省羅平県の酔っぱらった警察が村民を射殺し、貴州省の男性が飲酒後妻を殴りましたが、警察に射殺されました。29日、河南省鄭州市の幼稚園で防犯トレーニングの最中、警察の銃が暴発し、5人が負傷しました。

 

中共の暴力鎮圧は党を守る為の重要な手段であると話しましたが、警察の銃口はいつでも我々庶民に向いています。5月15日、雲南省鎮雄県の警察が陳情者を射殺しました。中共の滅亡が始まるとき必要なのは真相を理解し、憎しみを捨て、中共を平和的に解体する道を探し出すことです。中共の憎しみ煽動に騙され、真相を聞こうとしないのは明智ではありません。

 

本日のマイクロニュースはここまで。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/06/02/atext1113479.html (中国語)

(翻訳/坂本 映像編集/李)

 

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