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「双規」で拷問 暴露した官僚が行方不明に

2014年07月25日

【新唐人2014年7月25日】先日、党内部の取り調べ「双規(シュアングイ)」を受けた官僚が、自白を強要されたと暴露したところ、拉致されて行方不明になりました。同じように内幕を明かした官僚も調査を受けています。事実を明かした官僚たちはなぜ、このような憂き目に遭うのでしょうか。報道をご覧ください。

 

林という大陸の弁護士は、19日、マイクロブログで「18日の夜8時半ごろ、党の調べを受けた湖南省寧遠県の肖疑飛が帰宅途中、何者かに拉致され、なお行方不明だ」と発表しましたが、この書き込みはすぐに削除されました。

 

情報によると、湖南省寧遠県工業圓区の幹部、肖疑飛さんは2012年、巨額の賄賂を受け取ったとして、200日以上、党内部の強制捜査「双規」を受けました。釈放後、捜査中に自白を強要されたと暴露しました。

 

このほか、湖南省醴陵市国土資源局の局長だった周旺炎さんは、今年3月、AP通信に対し、2012年7月、強制捜査を受けていた際、拷問で左足の太ももを骨折し、障害者になったと暴露しました。周旺炎も、当局の調べを受けています。

 

大陸のネット作家 荊楚さん

「共産党は全世界を敵視します。欧米は皆 敵です。国民には牙をむきますが、開かれた国を演出したいので、特に内部告発者を憎みます」

 

大陸では毎年、大勢の官僚が法的根拠のない「双規」という強制捜査に遭っています。

 

大陸のネット作家 荊楚さん

「特権で腐敗を抑止するなど、まったく不可能なことです」

 

官僚を逮捕状なしに強制捜査する「双規」について、多くの人が都合よく利用されていると考えています。大陸のネット作家、荊楚さんは、そのようなやり方は、効果がないだけでなく、違法でもあると述べました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/23/a1124930.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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