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香港警察「私は大陸警察ではない」

2014年10月01日

 

 

【新唐人2014年10月1日】民主的な選挙を求めて、平和的な抗議を続ける市民や学生に対し、香港警察が催涙スプレーや催涙弾を使用した事は国際社会を驚かせています。一方、心の葛藤を見せながら任務についている香港警察の姿を捉えた写真が話題となっています。

 

大紀元記者のカメラがこの瞬間を捉えました。目に催涙スプレーを噴射された市民が、「なぜ丸腰の市民に手を下すのか」と警官に問いつめます。ヘルメット越しに顔の表情は見えませんが、警官は水が入っているボトルを開けて、催涙スプレーに苦しむ抗議者の目を洗ってあげています。この写真が香港大紀元のFacebookに掲載されると、瞬く間に話題となり、数時間のうちに100万以上のアクセスがあり、広く転載されました。

 

香港市民 陳さん

「正義感のある人は出てくるべきです。共産党と梁振英当局は世界最大のマフィア政府です」

 

警察に対する非難の声が高まる中、ある香港の警官がネット上に「私は公安ではない」という文章を投稿しました。

 

文章ではこう言っています。「私は全ての香港市民に、特に昨日の抗議に参加した人々に謝りたい。本当に申し訳ない!しかし私には公に謝る勇気がない。静かに座り込みを行っていた青年たちが苦しむ様子を目の当たりにし、涙が流れ始めた。我々全員が殺人マシーンだと思わないでほしい。私には戦場に出る準備がまだできていなかった。でも、他の警官に気づかれるとまずいので、何もないかのように排除作業を続けるしかなかった」

 

文章は最後に、「香港の人々に、心から謝りたい。許してください!この臆病者を」と書いています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/30/a1142494.html (中国語)  

(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/李)

 

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