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「我々は皆シャルリー」パリで反テロ大行進

2015年01月13日

 

【新唐人2015年1月13日】1月7日、フランス・パリで風刺週刊新聞「シャルリー・エブド」の本社が襲撃され、12人が死亡しました。11日、フランス全土でデモが行われ、370万人が参加しました。パリだけでも160万人が参加し、フランスのオランド大統領やドイツのメルケル首相、イギリスのキャメロン首相をはじめ、各国の首脳らも市民とともに表現の自由を訴えました。

 

記者

「現在の時刻は1月11月午後3時です。パリの反テロデモ行進が始まりました。画面からわかるように私の後ろは黒山の人だかりです。ここ50年で稀に見る光景です。表現の自由を守ろうとするフランス人の決意と勇気が伺えます」

 

これはフランスと世界の歴史に刻み込まれる瞬間です。デモには世界50カ国から首脳級の高官らが参加しました。欧米の民主国家だけでなく、ロシア、トルコ、ガボン、ヨルダン、イスラエルなどアフリカや中東の首脳らも腕を組んで歩きました。

 

パリ市民

「民主主義と自由のために来ました。フランスが世界に手本を示してほしい。参加したすべての人に感謝します」

 

パリ市民

「最近発生した事件によって、我々の民主、価値観と思考方式が損なわれましたが、世界の自由も損なわれました。パリだけでなく、全世界が銃に撃たれました。だから我々がここにいるのです」

 

パリ市民

「ここに来たのは、我々は不屈であることを示すためです。絶対屈服しません。言論と表現の自由は最も重要で、我々は守り抜きます」

 

パリ市民

「報道の自由は守られるべきです。記者を襲撃した瞬間から、フランス共和国の立国の本をも攻撃したのです。共和国の基本原則の一つが表現の自由です。賛同できなくても、記者の異なる見解を尊重すべきです」

 

世界各国から数多くの高官が行進に参加しましたが、中国代表の姿はありませんでした。官製メディア「新華網」は11日の短評で、テロを非難する一方、「シャルリー・エブド」紙の編集方針に問題があったと指摘し、「報道の自由にも制限が必要」と主張しました。言論や表現の自由を最も恐れるのは、中国かもしれません。

 

デモ参加者

「我々は皆シャルリーだ!我々は皆シャルリーだ!」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/01/12/a1168387.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

 

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