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お腹にたまったガス―ぽっこりお腹の解消には大根

2010年03月23日

スリムな体型は、誰にとっても憧れだ。それで特に若い女性は無理をしてでも痩せようとするが、過度なダイエットは体に支障をきたす。例えば、消化不良によって起きる便秘、お腹にたまるガスもその一つだ。これでは逆にぽっこりお腹になってしまって、悲しいものである。

もちろんガスは単に、体型を台無しにするだけではない。場合によっては深刻な事態を招いてしまう。林先生はここで知り合いの例を取り上げる。そのお知り合いは大腸鏡検査を受けたという。恐らくその影響で大腸に膨大なガスがたまり、彼の小腸を圧迫した。しまいには、小腸の3分の1も壊死してしまった。医者の診断によれば、後30分遅かったら命はなかったそうだ。ガスには、これほどの危険すら秘めているのである。
 
では、お腹のガスを漢方ではどう見るか。林先生によると「脾虚」である。「脾」は主に消化をつかさどる。この脾が十分に働いていない状態である。そしてこれを解決する方法として薦めるのが大根、ごぼう、そして梅干という組み合わせ。とりわけ、大根とごぼうには気をスムーズに流れるようにする働きがあるのである。(大根のおろし汁100ccにごぼう、さらに梅干1~2粒を加えて煎じたら、その汁をさゆとして飲む)
 
もちろん、ガスがたまらないこと。これこそが一番だ。規則正しい睡眠と栄養バランスの取れた食事、程よい運動、これらが何よりの予防法である。そして、忘れてはならないのが心の平穏だ。これらがあれば、そうそう病気の悩みに出合うことはないだろう。

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