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香港民主派に実刑判決に抗議し大規模デモ

2017年08月21日

【新唐人2017年8月21日】

香港の民主化運動、雨傘運動のリーダーらが投獄されたことに抗議し、20日、香港の多くの団体がデモを行いました。主催者側によると、雨傘運動が始まって以来最も多くの人が参加したということです。

 

民間人権陣線や社会民主連線、香港衆志など複数の団体が20日の午後3時、「政治犯を応援する」デモ行進を行い、黄之鋒ら16人に実刑判決を下した司法に対して、抗議の声を挙げました。デモ隊はSouthorn Playgroundを出発し、中環の香港終審裁判所まで行進しました。デモ参加者は増え続けたため、警察当局はヘネシーロードの3車線を開放せざるを得ず、最後尾が出発したのは午後5時頃でした。

 

当時雨傘運動に参加した幅広い世代の人々がデモに参加しました。

 

岭南大学学生会会長 李翰林さん:「これは間違いなく中国共産党政権による弾圧だと思います。林鄭月娥(香港特別行政区行政長官)の在任中に、市民や学生に対してデモに参加しないよう圧力をかけていました。」

 

香港市民 黄さん:「共産党は化け物で人間ではないと思っています。声を挙げない者は奴隷か組員です。でも、香港にはまだ奴隷になるつもりのない人々がいる。若者は目覚めたのです。香港にはまだ救いがある。」

 

猛暑の中、親子連れの姿も多く見られました。

 

香港市民 潘さん:「実刑判決を受け投獄された13人と3人の若い良心の囚人を支持するため、参加しました。将来子供たちが自由な香港の空の下に暮らせるよう願っています。子供たちにもこのことを知ってほしいと思い、今日連れてきました。」

 

デモ隊の最後尾が終審裁判所に到着すると、道路は人々の群れで埋まりました。香港学生連盟元事務局長でデモ主催者スポークスマンの岑敖暉氏は、今回のデモ参加者数は2014年の中環占拠運動以来最多だと述べました。

 

香港学生連盟元事務局長 岑敖暉氏:「特別行政区政府と中国共産党政権、そして司法による、香港市民の政治やデモへの参加を阻止しようとの試みは、悉く失敗したと言えます。香港人はこんなことで怖気づいたりしないし、ましてや我々が心から信じている自由、公正、民主を放棄したりはしない。」

 

岑氏はまた、今回の抗議デモによって、囚われた政治犯に彼ら孤独ではないことを知らせ、市民の団体の力を再び集結したいと述べました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。                

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/08/21/a1338811.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/李)

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