HOME > ニュースページ > 政治 > 詳細

まるで5星ホテル 中国の豪華刑務所

2011年10月16日
 
【新唐人日本2011年10月16日付ニュース】最近、中国のネットには5星ホテルのように豪華に建てられた刑務所の写真が掲載され、物議を醸しています。汚職などで逮捕された官僚が服役する刑務所ですが、中国にはこのような豪華刑務所が7箇所あるそうです。
 
ヨーロッパの雰囲気が漂うこちらの建物。5つ星ホテルではなく、江蘇省に建てられた汚職で服役している官僚のための刑務所だったのです。ネットユーザーによると、中には高級バーやオフィス、会議室まで備えられ、小川や公園、国際レベルのグランドまであるそうです。
 
中国民主党 陳忠和氏:「このことは中国では珍しくないです。刑務所長が刑務所を請け負い、利益を作るのです。私が服役していた当時、武漢市公安局長が同じ刑務所で服役していましたが。彼は刑務所にはいず、自由に出入りでき、夜には車で帰ることもできます。それには大金がかかります」
 
2000年に刑務所で服役していた人権活動家・黄琦さんによると、当時でも汚職官僚は特別待遇を受けていたといいます。
 
四川の人権活動家 黄琦さん:「中共の幹部は罪を犯したとしても優遇されます。しかし周知のように法輪功学習者や異見人士は刑務所の中でひどい虐待を受けます」
 
情報によると、上海の前市長・陳良宇の服役中は、20平米の個室に食事は1日4回の出前。それにタバコとチョコレート。毎月の出費は6千元だったそうです。また、成都の汚職官僚馬建国は囚人服を着用することもなく、ホテルやバーに自由に出入りでき、夜は自宅に帰っていたそうです。
 
黒龍江省人権活動家 任君平さん:「これが特権というものです。一党独裁ですから、どんなことでも制約を受けません」
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 

 

トップページへ