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清廉な米大使を腐食させたい中共

2012年05月08日

 

 新唐人201258日付ニュース

NTDTV評論家 趙

「自分で荷物を持ち、エコノミクラスに乗り、普通のホテルに泊まり、優待券でコーヒーを買う」。これはロック米大使のイメージになり、中国人が汚職官僚を批判する教材にもなっています。

 

陳光誠事件と共にロック大使は再び党メディアの焦点となりました。ロック大使が米国の国際基準に基づいて行動しても、共産党は彼を腐食させようとします。

 

去年9月25日、ロック大使が東方航空MU2455便を利用し、席はエコノミクラスでしたが、東方航空は大使を貴賓扱いしました。

 

民航資源網に当時の様子が書かれています。「今回の要人保障任務を達成させるため、武漢支社は高度に重視し、綿密な配置を行った。客室部は2日前に情報を得てから綿密な按配を行い、保障方案を設計した」。つまり 前もって全てを按配していたのです。

 

「ベテラン乗務長および東方航空の模範乗務員がサービスに臨んだ。VIP保障の要求にづき毛布、スリッパ、枕を用意し、要人の飲食習慣に基づき供給する品種と味を選んだ。乗務チームは積極的に準備し、ネット上で大量の情報を集めた。大使夫人が湖北人である事がわかったので、食事は湖北の『炸醤米粉』を提供した」。大使夫人まで腐食させようとしています。

 

ロック大使は大変満足し、客室乗務員と写真を撮り、サインを残しました。『東方航空の乗務員の優秀なサービスに感謝する』。

 

国営企業の東方航空がなぜ外国大使を貴賓扱いするのか?東方航空は「階級観念が厳しい」。党文化の土壌で育ったため、「媚びる」のも企業文化の一環となっているのです。外国人にはこの種の文化が理解できないかもしれません。「江沢民その人」にその一例があります。江沢民が上海にいた時、中共元老・李先念と愛人の歓心を買うため、自らケーキを持って、先念の家の前で4時間も接見を待ちました。

 

「晏子春秋」にこんな言葉があります。「淮南のみかんの木を淮北に植えると、キコクの木になる」。ロック大使は米国の民主制度下で育ったため、清廉な公務員を貫いています。彼がもし中国の共産党文化の下で育ったら、中国人と変わらないでしょう。

 

ネットユーザーらは中共に公車使用と公金飲食、公金旅行を減らして民生に使うよう呼びかけていますが、特権を育成する中共の土壌ではまるで不可能な望みです。

 

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/05/08/atext697773.html.- (中国語)

 

 

 

 

 

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