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谷開来被告に執行猶予付き死刑判決

2012年08月20日
【新唐人2012年8月20日付ニュース】8月20日、外部の予測とおり、殺人罪で起訴された重慶市元トップ薄熙来の妻・谷開来被告に執行猶予付き死刑判決が言い渡されました。谷開来と共犯に問われた薄熙来一家の使用人・張暁軍被告は、いずれも控訴しない意向を示したそうです。案件の特殊性から、多くの海外メディアも裁判所に駆けつけました。
 
北京時間8月20日午前9時、安徽省合肥市中級人民裁判所周辺は厳しい警備が敷かれ、多くの警官が配置されました。
 
雰囲気は9日に行われた谷開来被告の初公判のときと変わらず、ただ風雨がないだけでした。裁判所側が傍聴席の空席はないと伝えたにも関わらず、多くの海外メディアが外で待機していました。
 
谷開来の弁護士 周宇浩氏
「裁判所の公正な判決を望みます」
 
記者
「死刑にならない場合、不公平だと感じるでしょうか」
 
ヘイウッド氏一家の弁護士 賀正生氏
「裁判所の判決を尊重します」
 
9時40分頃、香港メディアが真っ先に、谷開来被告に執行猶予付き死刑判決、使用人張暁軍に懲役9年の判決が言い渡されたことを伝えました。
 
執行猶予付き死刑判決とは、死刑判決と同時に2年の執行猶予がつきますが、一般的にはその後自動的に無期懲役に減刑されます。
 
今年2月6日、重慶市元副市長・王立軍が薄熙来に殺されるのを恐れて成都の米領事館に駆け込み、保護を求めた事件発生後、政府系メディア“新華社”が谷開来被告にイギリス人実業家ニール・ヘイウッド氏を殺害した容疑がもたれていると報道。薄熙来も時期を同じくして重慶市トップから解任されました。
 
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 

(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤(マ) 映像編集/工) 

 

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