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【時事コント】外交部の本音ー習近平と釣魚島問題について

2012年09月23日

 【時事コント】外交部の本音―習近平と釣魚島問題について

 
皆さんこんにちは。今日は9月13日。わが党の指導者の後継者、次期国家指導者の国家副主席が本日空難に遭いました。
 
ええ?
 
ああ、すみません。緊張したせいで、年代を言うのを忘れました。
 
私が言ったのは41年前、つまり1971年9月13日です。わが党の序列2番目の指導者―林彪一家三人が随行員を連れて飛行機で逃亡しましたが、モンゴルで墜落しました。皆さんは余計な連想はしないでください。
 
では質問をどうぞ。この方。
 
Sheがまだ生きていて幸いです。
 
林彪は男性なので、「he」です。「she」ではありません。まだ生きている?飛行機は粉々になりましたよ、生きているわけないでしょう。
 
林彪のことではなく、私が言ったのは「she」(習)です。Mr.SheJinPing(習近平)です。
 
Hu cares(胡が気にします)。
 
Who cares?(誰が気にするのかと?)貴国の副主席が突然十数日間も消息不明なのに、誰も気にしないのですか?
 
私が言ったのはHu cares(胡が気にします)。Who cares(誰が気にするのか)ではありません。OK。私が言ったのは「胡主席は気にしています」。英語はややこしい。では次の質問。
 
私は日本の記者です。情報によると、近日北京のある道路で反日デモがあったそうですが、スローガンを叫んでいた愛国青年らが黒色レクサス一台を止め、車を破壊したそうです。当時習近平氏と賀国強氏が車に乗っていて、習近平氏が負傷したそうですが、本当ですか?
 
デマです。これはわが国の愛国青年に対する悪意に満ちた誹謗中傷です。私もネット上で見ました。習副主席と賀国強が最近姿を見せないのは、二人が薄熙来に対処分結果を言い渡したとき、薄熙来によって椅子で殴られ、負傷したからだと。これも高度に団結しているわが党に対する中傷です。皆さんは「デマを信じない」、「デマを広めない」、新華社の標準原稿を基準にしてください。では、私から厳正な声明を発表します。胡錦涛国家主席はロシアのウラジオストックで、中国の領土と主権を守る堅い決心を表明しました。釣魚島は中国の一部です。日本がもし独断専行するならば、それによってもたらされた深刻な結果は、日本車の所有者が負担します。
 
「ウラジオストック」はどこですか?
 
今の記者は地理知識が本当に乏しいですね。あなたは新華社の記者だね。ウラジオストックは中国人が言う「海参崴」(ハイシェンウェイ)ですよ。ただ、江沢民総書記がロシアにあげてしまいましたけどね。ええ・・・、これは昔のことです。今は「ウラジオストック」といいます。この名前なかなか異国情緒漂いますね。
 
ある中国語の意味が分かりません。わが日本の尖閣諸島実行支配に対し、中国は必要措置を取ると言いましたよね。我々が島に上陸した保釣活動家を拘束したとき、中国は必要措置を取ると言いました。我々が島の購入を発表したとき、中国はまた必要措置を取ると言いました。中国語のこの「必要措置」とは何ですか?
 
それも気づきませんか?「必要措置」とは・・・、ああ・・・、ガソリンが値上がりするという意味です。でも何がともあれ、わが社会全体の抗日統一戦線はすでに形成され、抗日形式も様々です。例えば政府の厳正声明、党メディアによる攻撃、軍隊が布団を真四角にたたむ、屁民の日本車破壊、日本料理店に行ってただ食いする、日本人旅行者を切りつける。あなたたち日本に対して最も効き目があるのは、わが中央電視台が
すでに釣魚島を中国国内天気予報の範囲内に入れたこと。中華民族がいじめられる時代はもう終わりました。
 
先ほど日本製品ボイコットと言いましたが、中国製品は競争力に欠けています。何をもって日本製品をボイコットするのですか。
 
我々は蠢貨(ばか者)で日貨(日本製品)に対抗します。おめでたいことに、蠢貨(ばか者)ならいくらでもいます。しかも手間賃もかかりません。「加油」(頑張れ)と言ってやるだけで、彼らは命がけでやってくれます。もちろん、「加地溝油」(地溝油を加える)だけでいいです。
 
釣魚島問題には興味がありません。興味があるのは「釣魚台」の問題です・・・
 
我々はまさに、中南海の釣魚台問題を釣魚島問題に変えようとしています。この問題において、日本は60年前と同じで、我々と密接に協力し、いつも中国共産党が最も危機に晒されているときに、援助の手を差し伸べわが党を助けてくれます。まさに、「道が遠いと馬の力が分かり、日がたてば人の心がわかる」。いいえいいえ。中国は領土の主権侵害を見てみぬふりはしません。日本は中国の主権を損なう全ての行為を直ちに停止してください。
 
報道官、日本政府が20.5億円で、釣魚島を購入したことに対し、どう思いますか?
 
今日の外国為替レートを調べたら、20.5億円=1.66億元です。こんな低額で島を買うことは中国領への侵略であり、さらには中国地価への侮辱です。再度断固とした抗議を示します。
 
空軍教授で少将の喬良氏と環球時報が提案していますが、「我々も日本を真似て、釣魚島を地方政府に帰属させ、それからオークションにかけ、釣魚島を開発業者に売る、これで主権を公示する」。聞きたいのは、我々はこのような方法を採るのでしょうか。
 
そんなに苦労する必要ありますか。こう言いましょう。日本では、政府があなたの土地に目をつけると、20億円出します。わが国では、政府があなたの土地に目をつけると、ブルドーザー20台を出せば充分です。
 
(反日デモ隊:日本製品ボイコット!)
 
みなさん、日本製品をボイコットする愛国青年たちが今日本製品を収集しています。集中処分するためです。私のズボンのファスナーはYKKのもので、日本製です。今すぐ切り離して、彼らに渡して処分します。実際の行動で彼らを支持します。へへ、申し訳ないです。本日の会見はここまで。ありがとうございます。
 
(翻訳/坂本 映像編集/工)

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