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中共が言及しない薄熙来の「秘密」

2012年10月02日
【新唐人2012年10月03日付ニュース】中国共産党当局が薄熙来の党籍剥奪と公職追放を発表したあと、世界で注目されている生体臓器狩りに関する内容が中国のミニブログで解禁されました。しかし、中国当局が発表した薄熙来の6つの罪状の中では一言も触れていません。事実上、薄熙来は江沢民が1999年に発動した法輪功への迫害に積極に加担し、世界各国で提訴されています。
 
商務部長在任中、薄熙来はアメリカ、カナダ、イギリスなど世界十数カ国でジェノサイド、拷問の罪、人道に反する罪などで提訴。うち、オーストラリア裁判所は2007年、拷問の罪で立件しました。
 
ウィキリークスが公表した米国外交公電によると、中国共産党第17回会議の前、当時商務部長だった薄熙来が副総理の座を狙っていたものの、法輪功迫害に加担したことで世界各国で提訴されていることを理由に温家宝首相の反対に遭ったそうです。その後、薄熙来は重慶市書記に左遷されました。
 
2003年、遼寧省の省長を務めていた期間中は、5億元を投じて中国初の刑務所タウンー馬三家(ばさんけ)強制労働収容所を建設。1万人以上の法輪功学習者を監禁し、迫害の魔窟と化しました。また、遼寧省は中国全土で迫害による死亡者が最も多い地方の一つでした。
 
2008年の北京オリンピックの前後、薄熙来と王立軍の命令で、重慶市では法輪功学習者240人あまりが逮捕。また、王立軍が遼寧省錦州市公安局長を務めていた期間中は、少なくとも500人の法輪功学習者が逮捕・監禁され、うち数十人が拷問で死亡。
 
錦州市のある武装警官が“法輪功迫害追跡調査国際組織”に遼寧省の軍医二人が生きている法輪功学習者―30代の女性教師から臓器を摘出する場面を目撃したと証言しました。
 
錦州市武装警官
「当時、およそ1週間彼女を訊問・拷問し、電気ショックを与えていました。遼寧省公安庁からだと思いますが、二人が派遣されてきて、彼女を精神病院の手術室に入れました。先に心臓を摘出し、その後腎臓を摘出しました。当時王立軍つまり今の重慶市公安局長が『皆殺しせよ』と命令を下したのです」
 
薄熙来の妻・谷開来はイギリス人のヘイウッド氏を殺害したことで執行猶予付き死刑判決を言い渡されました。ヘイウッド氏が殺害されたのは法輪功学習者からの生体臓器狩りや死体売買など、薄熙来ファミリーの闇を知りすぎたからだと言われています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/荻野 映像編集/工)
 

 

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