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子供の香港籍のために冒険する大陸妊婦

2012年11月03日
【新唐人2012年11月4日付ニュース】香港の出入国管理局によると、過去1年間、香港で出産後逮捕された中国大陸の女性が400人を超えるそうです。出産後1日、2日ですぐ逮捕され、ほとんどの人が2ヶ月間刑務所に監禁されるそうです。
 
ウォールストリートジャーナルの報道よると、子供をスタートラインに立つ前から勝ち組にさせるため、多くの中国大陸の妊婦は香港での出産を選んでいます。2010年、香港の新生児8万8千人のうち、45%は中国大陸の妊婦が生んだ子供でした。
 
一方、中国大陸の妊婦が香港で子供を生むにはリスクが伴います。過去1年間、およそ420人の妊婦がビザの有効期限切れで起訴され、出産後すぐ、子供を連れて刑務所に入ったそうです。
 
このことは、中国のネットユーザーの熱い議論を呼んでいます。様々な意見の中から一部を拾って見ましょう。
 
“2ヶ月の刑務所生活で、子供の香港籍が得られるのだったら、価値はある”というユーザーもいれば、“香港人の権利、大陸人には牢獄の災いだ”と嘆くユーザーもいます。
 
また、こんな意見もあります。“刑務所生活をも辞さないこれらの新米ママに同情はしない。彼女らは国内で権力も金も持っている。自分の子供には自由な社会を選びながら、一方では国内で民衆の自由に対する追求を阻害(そがい)している”
 
こんな嘆きもあります。“刑務所に入ってまで、自分の子供を大陸人にさせたくないのは、失望しきっているからだろう”
 
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/藤坂 映像編集/工)
 
 

 

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