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スペイン法廷、江沢民らに「ジェノサイド」を認定

2010年02月18日

【新唐人ニュース】スペイン国家裁判所は近日「ジェノサイド」および「拷問罪」で中共前総書記の江沢民ら5人の法輪功迫害の元凶に対し提訴し、国際社会に震撼を走らせた。中共からは何の反応もないが、海外では強烈な反響がおこり、国際人権組織らは相次いで他の国にも参与を呼びかけ、カナダは既に反応を示している。

スペイン国家裁判所は法輪功学習者の、江沢民、羅幹、薄熙来、賈慶林、呉官正に対する起訴を受理し、目下審理の段階に入る。イスマエル・モレノ判事は5人の被告に質問事項が記された公文書を送付し、6週間以内に返答するよう命じた。

11月27日、スペイン外務省アジア局のマリア・サルセドスポークスマンは、本案件は司法権限に関わる問題なので、スペインは三権分立国家として、政府は司法起訴に対して意見はない、とコメントした。

同日、カナダ国会では新法案が提出された。「国外で拷問を受けたカナダ人が、カナダの民事訴訟裁判所で外国政府および官僚を人道に反する罪やジェノサイドで提訴することができる。」この新法案はすでに各党派の要人の支持を獲得している。

豪州に亡命した法学者の袁紅氷教授はインタビューを受けた。

「法輪功学習者は数年来、信仰の自由のために、国内で中共の暴政による。様々な反人道的な迫害を受けた、学習者のために正義を取り戻すべく。一連の司法訴訟を起しているが、これらの活動は、今になってみるとますます。人類社会の普遍的な認可を得ている。」

現在、25人以上の法輪功迫害に加わった中共幹部が30数カ国で提訴され、中には中央政法委員会書記、政治局常務委員、前国家副主席、前610弁公室最高責任者、現職の610弁公室責任者、前教育部長などが含まれる。

現在、薄熙来の提訴が敗訴した以外、北京市書記劉淇、遼寧省副省長夏德仁および湖北省公安庁副庁長趙志飛らがアメリカで有罪判決となった。元中共駐カナダ副領事の潘新春は有罪判決後中国に逃亡した。

スペイン国家裁判所が法輪功学習者の訴訟案を受理したことに対し、袁紅氷教授は言う。

「これは重大な司法の正義の勝利であり、それから生じた法律の牽制力は、人道に反する罪を犯した中共幹部らを。極度に震わせるだろう。つまり彼らはもう二度と、独裁国家の主権の背後に隠れて、自国民を思うがまま虐殺することができなくなる。」

VOA,ワシントンポスト、RFI、スペインのメディア、豪州のメディア、マレーシアの中国語メディアなども報道を行った。江沢民ら5人の被告が答弁期限内に意義を申し立てない場合、裁判所は国際逮捕状を発行する。被告が一旦スペインと身柄引き渡し条約を締結した国に入国した場合、法律に基づき被告をスペインに引き渡すことができる。

香港の議員らも支持を表明した。支連会主席の司徒華氏は、「江沢民と他の中共官僚らも出廷はしないと思う。それは彼等が世界の世論に直面する勇気がないからであり、これは彼等がおびえており、道理に反していることを証明している。」と述べた。

このことは他の国に対しても人権を重要視しているかどうかの試練であると彼は言う。「人権には国境などなく、中国人が迫害されたとき、彼らも声を上げる責任があるからだ。」袁紅氷教授はこのように言う。

「21世紀に入ってから、人類社会には多くの人権災難が発生した
中共暴政が法輪功団体に対する。絶滅的なこのような虐殺、迫害は今の人類社会において最も深刻な人権災難のひとつである。このような人権災難であるからこそ、人類の良知を震わせている」

中国臨時政府総統の伍凡氏は、江沢民訴訟は人類の正義と中共邪悪勢力との戦いの焦点であり、江沢民および共産党の末日が近づいていることを示しており、スペイン法廷は西側諸国の先駆者であると述べた。

「法輪功迫害真相調査団」アジア分団の副団長を務める邱晃泉弁護士はこう述べた。

「スペインのこの案件は、国際社会を喚起し、法輪功や人権弁護士、他の多くの中国人に対する。中共の迫害を無視して正常な往来をすることは不可能、これらの人らをスペインに引渡し審判を受けさせるべきだ。」

アムネスティー・インターナショナル(司法部門責任者)のアリシア・モレノ氏は、スペインの司法は近年国際的刑事事件の追及に尽力しており、これは国際法曹界に模範を示し、同時に人道に反する罪の発生に警鐘をならし、いい現象であると指摘した。

台湾国際法協会の秘書長・廖福特氏は、このように言う。

「刑事裁判の規約には人道に反する罪、ジェノサイド、戦争の罪、平和を破壊する罪などが取り上げられており。「普遍的管轄権」を構築することができる。即ち、その意味はこれらの罪状がどこの国で発生しても、他の国は受理または追訴することができる。対岸の中国で人権迫害が発生したとき、われわれは勇敢に立ち上がり、これらの迫害者を追訴するべきだ。」

http://ntdtv.com/xtr/b5/2009/11/30/a380729.html#video (中国語)

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