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負債70兆元を抱える中国地方政府 

2013年08月19日

【新唐人2013年08月19日付ニュース】アメリカミシガン州のデトロイト市が180億ドルの負債を抱え、連邦破産法第9条の適応を申請してから、各メディアや巷でホットなニュースとして話題となっています。しかし、デトロイト市の負債額は中国地方政府の抱える負債の規模に比べれば、それほど大きなものではありません。

 

これまで、中国の表面上の偽りの経済繁栄によって、多くの社会深層に存在する深刻な問題が隠されてきました。デトロイト市の破産申請は、人々に中国地方政府が抱える債務の巨大なブラックホールに気づかせる出来事なのです。では、中国の地方政府の抱える債務はどれほどの規模なのでしょう?報道をご覧ください。

 

今年、中国審計署が36の地級市に対し会計監査を行ったところ、負債額が3兆8500億元に上ることが明らかになりました。ドルに換算すると、各都市の債務額は平均174億ドルで、デトロイトとほぼ同じです。

 

では、全国の地方政府が抱える債務は一体どれほどあるのでしょうか?

 

これに対し最近、エコノミスト・郎咸平(ろうかんへい)教授が精確な資料を発表し、各界を驚かせています。

 

郎教授の資料によると、地方債務には銀行融の貸付40兆元、社会保険基金18兆元、個人投資家の理財商品が7兆元、民間企業のBOT(建設、運営、譲渡)、BT(建設、譲渡)方式建設に対する貸付金5兆元。総額は70兆元に上り、中国の昨年GDP総額52兆元の1.35倍に相当します。

 

つまり、中国政府の負債がGDPに占める割合は135%に達しており、これは西側主要先進国のほぼ2倍です。

 

中国では破産申請をした都市はどこもありません。しかし、国際基準で判断すると、中国の多くの地方政府や銀行システムはとっくに破産のボトムラインを超えていると専門家は睨んでいます。

 

デトロイト市と違うのは、同市の負債は地方債で、主にウォール街が機関投資家に対し発行したもので、一般市民が損失をこうむることはありません。

 

しかし、中国地方政府の負債は一般市民と密接に関係しています。18兆元の社会保険基金は民衆の老後のための大切な基金で、7兆元の個人理財商品は中国一般家庭の貯蓄からきています。5兆元のBOT、BTは民間企業が何年も苦労し稼いだものです。

 

最終的にどのようにこの危機を解決するのでしょう?専門家は、中国共産党は過去の手段をそのまま用いる可能性が高いと分析します。つまり、大量の紙幣を発行し、深刻なインフレをもたらし、最後は中国の庶民一人ひとりに背負わせるのです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/08/14/atext948986.html(中国語)

(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/藤坂 映像編集/工)

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