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中国の新植民地主義にアフリカがノー

2013年08月19日

【新唐人2013年08月20付ニュース】フランスの新聞“ル・モンド”は、近年、中国とアフリカの経済交流が著しい発展を見せているものの、中国のアフリカにおける経済活動は鉱物と一次産品の大量購入のみで、実際はアフリカの地元産業を発展させる為に何もやっていないと報道。このことはアフリカ諸国の不満を買っています。

 

今年3月11日、イギリスの“フィナンシャル・タイムズ”が、ナイジェリア中央銀行のサヌシ総裁の文章を掲載し、中国とアフリカ各国との関係を「植民地主義」と批判しました。サヌシ総裁は“中国に対するアフリカの見方に大きな変化が起きている。中国はアフリカの一次産品を取り、工業製品をアフリカに大量に売っている。しかし、中国本国の機材や労働力を使っているため、技術がアフリカ側に移転されない。地元産業の発展を阻止している”と痛烈に批判しました。

 

アフリカでは若年層の人口が増加し、失業率が上昇しています。中国の略奪的な経済侵略に対し、アフリカ諸国の不満がますます強くなっています。

 

アフリカ諸国は中国を新植民地主義と批判し、アフリカの旧宗主国と比べ、なんら変わりはないと指摘しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/08/16/atext950365.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)

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