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香港で2人目のH7N9型鳥インフル感染者

2013年12月09日

【新唐人2013年12月9日付ニュース】インドネシア家政婦に続き、1週間経たずに香港で再度H7N9鳥インフルエンザの感染者が確認されました。患者は同じように深センから香港に戻った80歳の男性。専門家はウイルスを早期に抑制しないと、大流行する恐れがあると懸念を示しています。

 

H7N9型鳥インフルエンザ2人目の感染者は、80歳の長期患者の男性で、今月3日に家族が付き添い、中国広東省の深センから香港に戻りました。タクシーで屯門病院に行き、急診室で診察を受けましたが、6日の朝から発熱し始め、白血球が上昇。病院はすぐに男性を隔離し、H7N9型鳥インフルエンザの迅速検査を行い、その日の夕方に感染を確認しました。

 

香港衛生防護センター総監 梁挺雄氏

「以前の個別事例のほとんどは鳥との接触、または家禽市場に行ったことが原因でした。流行病の調査をもっと多く、理解する必要があります」

 

1週間のうちに2人の感染が確認されたことを受け、専門家はウイルスを早期に抑制しないと、大流行する恐れがあると懸念を示しています。

 

香港大学微生物学部 管軼教授

「2〜3週間の間に、これら香港人が深センで感染しました。類似感染者がまだいると推測されますが、その数は分かりません。ウイルスが長期間広まると、地域での濃度が高くなり、(大流行の)可能性があります」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/12/08/atext1019924.html (中国語)

(翻訳/赤平 ナレーター/萩野 映像編集/工)

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