【新唐人2013年12月15日付ニュース】アメリカ在住の中国経済専門家・謝田教授が先日、韓国に招かれ、中国経済の真相を明かす座談会を開きました。中国共産党上層部の内部争いと深刻な腐敗問題に加え、山積みされた各種の社会問題と崩壊の危機に直面している中国経済について深く掘り下げ、中国投資のリスクについて分析しました。参加者の1人は講義を聴いてから、中国への投資を断念したと示しました。
12月10日と11日、アメリカ・サウスカロライナ大学の経済博士・謝田教授が、韓国新唐人の要請で韓国・ソウルを訪れ、「中国経済の現状に対する透視」と題した座談会を行いました。座談会には韓国経済界や政界、学術界から有識者らが参加しました。
長寿ベッド 崔昌煥社長
「中国経済の見通しと、どのように変わっていくのかについて、答えを得られた気がします。大変有益な講義でした」
謝田教授は、最近中国で起きている銀行の資金不足、シャドーバンキング、地方債務危機、不動産バブル、当局の経済データねつ造などの問題について、深く掘り下げて分析。中国のほとんどの富が共産党官僚の懐に流れ込んだため、国庫は空っぽになっていると述べ、中国経済崩壊の危機が近づいてきていると指摘しました。
サウスカロライナ大学 謝田教授
「GDPのねつ造のほかにも、ほぼすべてのデータがねつ造です。CPIやインフレの数字も」
また、中国の社会、政治問題に関しても自身の観点を述べました。特に「『九評共産党』の発表によって中国人が共産党の本質を見極め、多くの人が精神的覚醒を始め、共産党組織からの脱退ブームが巻き起こっています。この共産党脱退運動は平和的に中国共産党を解体する最良の方法であり、中国の経済問題と山積みされた社会問題を解決し、中国社会が平和的に転換できる最良の方法であると評価しました。
韓国中央大学経済学部 安忠栄教授
「共産党の多くのメンバーが徐々に脱退することによって、順調に体制改革を行い、矛盾を解決していくことができる。この見解は非常に独創的かつ新鮮で、今日 多くを学びました」
座談会に参加し、中国経済の真相を知った有識者らは、驚きを示すとともに、講義内容を映像にして韓国経済研究院や大学の教授たちにも見せたいと述べました。一方、謝田教授が近年メディアに発表した中国経済に関する論文などをまとめた新書「赤竜の金庫」が先月、台湾で出版されました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/12/13/atext1023196.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)