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一人っ子政策違反の張芸謀に罰金748万元

2014年01月11日

【新唐人2014年1月11日付ニュース】7人の子どもがいるとメディアに報じられた中国の有名監督、張芸謀(チャンイーモウ)氏夫妻に、ついに罰金が科されました。妻の本籍がある江蘇省当局が、3人の子どもをもうけたとして748万元の罰金を30日以内に払うよう命じました。

 

1月9日、江蘇省無錫市濱湖区計画生育局は張芸謀氏夫妻に、一人っ子政策に違反し、婚姻手続きの前に3人の子どもをもうけたとして748万元、日本円でおよそ1億3千万円の罰金を科する「決定書」を送りました。

 

これに対しネットユーザーは、出産の自由のない国で、有名人だけが特権を享受するのは不公平だと述べます。

 

ネットユーザー 秀才江湖

「計画生育(一人っ子政策)は悪法です。この悪法が廃止されるまでは皆 平等に扱われるべきです。張芸謀が違反していいのなら、皆も違反していいのです」

 

去年5月、張氏が7人の子どもをもうけた疑惑が浮上しました。11月には、妻の陳婷氏に4人の子どもがいることが報じられました。

 

江西省の市民、宋さんは、問題の重点は、張氏にいくらの罰金が科されるのかではなく、不平等な中国の法律が問題だと指摘します。一般庶民であれば、2人目を生むだけで暴力的に扱われるからです。

 

江西省の市民 宋寧生さん

「私が住んでいるこちらの町では、昔は生まれたての赤ん坊を無惨に殺していましたが、今は直接金を要求します。匪賊のゆすりと同じです。家の中をひっくり返したり、殴ったり奪ったりします。金を出せない人には家に穴をあけたり、暴力をふるいます。根本的な目的は私服を肥やすための金です」

 

報道によると、中国24の省で徴収した2012年度一人っ子政策違反の罰金総額は200億元に上るそうです。しかし、罰金の用途を公にした省は1つもないとのことです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/10/atext1041237.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

 

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