【新唐人2014年1月18日付ニュース】アメリカ・プロバスケットボールNBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏が北朝鮮を訪問し、誕生日を迎えた金正恩(キム・ジョンウン)第一書記を歌で祝福したことに関し、NBAのコミッショナー、デビッド・スターン氏が初めて、公に批判しました。
スターン氏は、ロンドンで行われた記者会見でロッドマン氏に関する声明を発表しました。
スポーツ外交が果たしてきた貢献は認めるものの、北朝鮮の極悪な独裁者を支持するなど、やりすぎだと批判しました。
NBAコミッショナー スターン氏
「私は訪朝の招待を受けていません。求められても断りますが…スポーツ外交は政府と協調すべきです。正しいやり方で初めて最大限の力を発揮できます」
スターン氏は、アメリカ政府の支持の下、NBAがイランナショナルチームや中国のチームを招いたことなど、スポーツ外交の成果をいくつか挙げたものの、個人的に訪朝し、独裁者を称賛するロッドマン氏にはまったく賛成していません。
NBAコミッショナー スターン氏
「人民を殺し餓死させつつ、核を開発している独裁者ですよ。彼の行為はやりすぎです」
ロッドマン氏は先週、北朝鮮を訪問した際、アメリカ人が北朝鮮に違法に拘束されたことを自業自得だと暗に述べて、人権組織や議員の反発を招き、その後、謝罪をしました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/01/17/atext1045915.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/工)