【新唐人2014年1月28日付ニュース】中国でH7N9型鳥インフルエンザの感染者が増え続けています。浙江省だけでも18日間で、49例の感染が確認され、症状はいずれも深刻です。26日、中国衛生当局は、H7N9ウイルスのヒト間感染の可能性を排除できないと認めました。
27日、江蘇省衛生庁は76歳男性の感染が確認され、危篤状態であると発表。
26日、浙江省でも新たに2例確認されました。浙江省当局は、連続18日間感染例が確認され、感染者はすでに49人に上ると発表しました。
中国衛生・計画生育委員会が26日に発表した「H7N9型鳥インフルエンザの感染診療方案」では、ウイルスのヒト間感染の可能性を排除できないと警告しました。
中国は現在旧正月の帰省ラッシュのまっただ中で、当局のこの発表は人々の不安を引き起こしています。
山西省疾病予防抑制センター 陳濤安さん
「多くの人が列車に乗っています。伝染病の伝播は速いもので、待合室や列車、バスの中はどこも危険です」
当局が発表した「診療方案」によると、家禽類の中から検査・分離したH7N9型鳥インフルエンザウイルスは、人が感染したものと同じもので、ウイルスの潜伏期間は3日から4日だそうです。
中国疾病予防抑制センター 鮑医師
「なるべく生きた家禽を買わない。スーパーで冷凍した鶏を買って、家でさばいた場合、即時に手を洗わないといけません」
浙江、広東、北京などではすでに数十例のH7N9型鶏インフルエンザ感染例が確認され、うち、上海では8人の感染者のうち、4人がすでに死亡しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/27/atext1052036.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)