【新唐人2014年2月8日付ニュース】旧正月休暇の最終日の2月6日、中国の中東部では大雪により、空の便や高速道路などの交通機関に大きな影響が出ました。河南省の鄭州新国際空港では空港が閉鎖され、2000人あまりの利用客が10時間以上滞留しました。空港と航空会社に対応に不満が募り、一部利用客が空港の設備を破壊しました。
鄭州新国際空港では、前日の5日にも大雪のため、離発着に混乱が生じていましたが、6日の大雪で空港は6時間近く閉鎖され、2000人あまりの利用客が空港ロビーに10時間以上滞留しました。しかし、空港側による食事の提供や事情の説明もなく、我慢の限界に達した一部利用客が,複数の航空会社のカウンター設備を破壊しました。
鄭州新国際空港 職員
「旅客が壊しました。我々も致し方ありません。飛べる状態なら飛びます。天候の原因なら、我々も仕方ありません。今日のフライトは昨日の分です」
あるネットユーザーはミニブログ(微博)に、「海南航空は電話もつながらず、空港の当直電話はわざと通話中になっていた。事情を説明する職員は誰もいなく、10時間以上経っても、海南航空は問題解決しなかった」と書き込んでいます。
鄭州市民 候さん
「職員たちにサービス精神は全くありません。中国ではよくある事です。今回はただ人数が多いだけです。中国では空港の大株主はほとんどが政府だから、庶民にとって、空港を破壊するのは政府を壊すのと同じ感覚です。空港は共産党のものなので、そこの人たちは
中国メディアによると、6日、大雪の影響で、鄭州新国際空港は午後4時30分から閉鎖し、100以上のフライトが遅延しました。午後10時、空港の滑走路の除雪作業が終了し、再開となりました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/07/atext1057657.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)