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捨て子施設に10日間で33人の捨て子

2014年02月09日

【新唐人2014年2月9日付ニュース】最近、中国各地にはいわゆる「捨て子安全島」なる施設が相次ぎ設けられ、捨て子問題に再度スポットライトが当てられました。中国の女性権利活動家は、「捨て子安全島」は民政局に次ぐ児童売買施設になるだろうと言っています。

 

中国メディアによると、広東省の「捨て子安全島」には、1月28日から2月7日までの10日間で、33人の捨て子が届けられました。うち、最年長は5歳、最年少は生後わずか2日の赤ちゃんで、いずれも先天的疾患を持っている子どもたちでした。

 

中国婦人権利運動家 蘇さん

「多くの貧しい家庭は高額な治療費を払えないため、捨て子が生まれるのです」

 

去年、中国の7つの部署が聯合で、「いかなる機構と個人も勝手に捨て子を引き取ってはならず、引き取り手続きは民政局で行わねばならない」との通告を出しました。

 

中国婦人権利運動家 蘇さん

「民政局は実際は嬰児を売買する処で、もっと大きな児童売買集団です。彼らはこの機会に、各省に『捨て子島』をつくったのです」

 

蘇さんによると、いわゆる「捨て子安全島」は民政局同様、中国各地で捨て子を独占していると話します。

 

中国婦人権利運動家 蘇さん

「捨て子は必ず彼らの方法でお金を払います。民間人または外国人が引き取る時、間で暴利を貪るのです」

 

中国の捨て子の出所(でどころ)は主に3つあるといいます。1つは、一人っ子政策および貧困地区で捨てられた女の赤ちゃん。2つ目は、未婚の女性が生んだ子ども。3つ目は環境や食品の汚染による奇形児などです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。                        

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/08/atext1058350.html(中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

 

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