【新唐人2014年3月3日ニュース】2月26日に明報の前編集長が襲撃され重傷を負った事件を受け、3月2日、香港では暴力を譴責し、報道の自由を守るためのデモが行なわれました。デモ隊は香港政府本部から出発して警察本部に向かい、一日も早く犯人を逮捕するよう求めました。主催者側によると、デモには1万3000人が参加しました。
「明報」の劉進図前編集長の襲撃事件は香港メディア界の怒りを買っています。前回のデモからわずか1週間、メディア界は再度立ち上がって、黒い服をまとい、暴力にノーと言っています。
集会とデモの前、出発地点の政府本部前の公園で黙祷が行なわれました。香港メディア界の有名人や各党派の政治家の姿が多く見られました。
記者協会の主席と共に、参加者たちは拳を挙げて宣言文を読み上げ、暴力行為を譴責し、真相を暴き続ける事を誓いました。
香港記者協会 岑倚蘭主席
「我々は彼らの刀で退いたりしない。我々の従業員は持ち場をしっかり守り、社会のために真相を暴き続けます。我々は刀に直面していても、多少の恐怖は感じるが、恐怖の中でも我々は退いたりしない」
集会では襲撃され重傷を負った劉元編集長の音声メッセージが流されました。劉氏は容体が改善され、28日に集中治療室から一般病棟に移っています。デモ隊は警察本部まで行進し、事前に集めた3万2000人分の署名を警察に渡し、報道の自由を守る象徴であるブルーリボンを横断幕に貼付けました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/03/02/atext1072576.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)