【新唐人2014年3月5日ニュース】中国共産党全国人民政治協商会議第12期全国委員会第2回会議が3月3日午後、北京で開幕しました。昆明での無差別殺傷事件を受けて、北京市内は厳しい警備態勢が敷かれ、銃を携帯した多くの警察が市内をパトロールしています。
北京では全市の警官およそ3万人がパトロールに動員されています。また、武装警察、特殊警察、私服警官、民間の警備関係者も街に出て、24時間態勢で警備に付いています。
天安門広場付近の警備はさらに厳しく、「両会」会場に向かう道路は全部封鎖され、会場となっている「人民大会堂」前には警戒線が引かれています。
遼寧省からの陳情者 王晶さん
「午後1時過ぎから、会議終了までずっと厳戒態勢です。前門から国家大劇院まで、警察だらけです」
遼寧省からの陳情者、王さんによると、前門付近を通る通行人は身分証明書の提示を求められ、ウイグル族が居住する地区には警備が強化されているそうです。
また、北京市内と郊外の隣接地区では実弾入りの銃を携帯した軍や警察が軍用車両に乗って待機しています。
詩人 王蔵さん
「私は郊外に住んできますが、市内に入る時、交差点に多くの警察車両や警察がおり、銃を持っていました。通り過ぎる時は、身分証明書を求められ、タクシーに乗るのも身分証明書提示が必要です。身分証明書を忘れたら、登録に長い時間がかかり、やっと市内に入れました」
報道によると、周辺地区から北京に入る道路にも検問所が設けられ、24時間監視態勢になっているそうです。また、北京市中心部や繁華街、学校など、人が多く集まるところにも、警察が配備されています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/03/04/atext1073514.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)