【新唐人2014年3月8日付ニュース】ある海外メディアは最近、中国の昆明無差別殺傷事件は、去年の新疆ウイグル自治区で起きたデモ隊への発砲事件と関係していると報道。当時、指名手配された容疑者が、万策尽きて報復に走ったといわれます。
ラジオ・フリー・アジアによると、今回の事件は、去年6月、新疆ウイグル自治区ホータンで起きたデモ隊に対する警察の発砲事件と関係します。当時、15人が死亡、50名以上が負傷しました。指名手配されたウイグル族の容疑者は、海外逃亡に失敗し、万策尽きて報復に走ったそうです。
大陸ネットユーザー 陳さん
「周永康は王楽泉を使い、新疆を弾圧してきました。数十年の暴力統治で、共産党への憎しみが渦巻いています」
昆明市 楊さん
「共産党がいくら憎くても、市民を犠牲にしちゃいけない、腐敗官僚を殺すべきです」
国境なき記者団は3日、中国当局は事件の報道を制限していると非難しました。
昆明市 余さん
「ウイグル族がなぜ社会に報復するのか?分かりません。報道しないからです。政府も無言です。彼らは追い詰められたのです」
今回の事件では、警察に殺された容疑者4人を含む、33人が亡くなりました。一方、当局のデータによると、過去1年で、約100人のウイグル族がテロ容疑者という名目で当局に殺されています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/03/07/atext1075428.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/工)