【新唐人2014年4月6日付ニュース】4月3日、中国公安部は全国の警察に対し、即日より射撃、催涙弾などの専門訓練を行うよう事を要求しました。中国の民衆は、中国の警察は当局の鎮圧道具に過ぎず、訓練を強化するのは、当局に不満を持つ人に対処するためだと述べます。
情報によると、訓練内容には射撃、警棒、催涙弾、特種暴動鎮圧対策用の銃などが含まれるそうです。中国のネットユーザーは、数百人の死傷者を出した昆明駅での無差別殺傷事件では、警察は自身の身の安全すら確保できなかったと示します。中国では今、各地で不満が噴出し、街頭での集団抗議事件がますます増えているため、訓練を強化しているのだろうと考えます。
広州市民 王さん
「昆明事件以来、テロの防止や政府へ不満を持つ人、街頭で抗議する人々を対処するためでしょう」
浙江省ネットユーザー 周さん
「警察は庶民に対処するです。集団事件が年々増えているので、仕方なく警察に銃を持たせているのでしょう」
上海の民主活動家、張さんは、解放軍各軍区の幹部らが先日、相次ぎ習近平主席に対して忠誠を誓ったことは明確なシグナルであると考えます。広東省茂名市では3月30日から化学工場建設に対する大規模抗議が続いていますが、当局は武装警察を派遣して鎮圧。多くの学生も街頭抗議に出ているため、台湾の学生運動の影響を恐れているからかもしれないと述べます。
上海の民主活動家 張汝雋さん
「鎮圧強化の準備でしょう。集団抗議が多いので、脅威を感じたのでしょう。今後はこの種の強硬な手段で対処する可能性が高いです。例えば、茂名市と建三江事件、いずれも強硬な手段を取っています」
茂名市の匿名希望のある学生は、大陸の警察は政府が養っている鎮圧道具に過ぎず、訓練を許可するのは安定維持の需要からであると示します。茂名市の学生は、台湾人の利益を守るために立法院の議場を占拠した台湾の学生がうらやましいと述べました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/04/05/atext1096281.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)