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ウイグル南駅爆発事件 「解決」は時期尚早

2014年05月05日

【新唐人2014年5月5日付ニュース】新疆ウイグル自治区のウルムチ南駅で爆発事件が起きた翌日、地元警察は「解決した」と発表しました。しかし同じ日、他に少なくとも2人の容疑者が逃亡しているとして、その情報提供も呼びかけています。「解決」と言うには早すぎるようです。

 

5月1日、爆発事件の「解決」が発表されたあと、地元警察はウイグル族の若い男2人に関する情報提供を呼びかけました。警察によると2人は、「爆発製造の共犯」だそうです。地元の町内組織や企業は、政府へ協力するよう求められました。

 

しかし、公安当局の末端監視機関のメンバーによると、2人は他の事件の容疑者だそうです。

 

ウルムチ市国内安全保衛支隊 任小林 大隊長

「今言えませんが、2人は他の事件の容疑者です」

 

ラジオ・フランス・インターナショナルの報道によると、地元警察は、現場の監視カメラと遺体だけで、サプタール・サウディ容疑者を実行犯と断定しました。爆死したもう1人の容疑者の身元は未だにわかっていません。この事件には他にもう2人の容疑者がいて、現在逃走しているとのことです。警察が「事件解決」を発表したのは時期尚早としか言えません。

 

警察は同じ日、地元の旅館、ネットカフェ、入浴施設などに対し、現場で爆死したサウディ容疑者と身元不詳のもう1人の容疑者に関する情報提供を求めました。

 

ウルムチ市公安局 李慧氏

「現場の写真です。血痕を見てください。本物です。現在 容疑者の足取りなどを追っています。情報提供者に報奨金も出します」

 

当局によると、4月30日夜7時ごろ、ウルムチ南駅で起きた爆発により、3人が死亡、79人が負傷しました。死亡した3人のうち、2人が容疑者だそうです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/05/03/a1107391.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/工)

 

 

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