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新疆情勢緊迫 各地で「1級警備体制」

2014年05月25日

【新唐人2014年5月25日】新疆ウイグル自治区では、4月30日にウルムチ駅で爆発事件が発生してから、5月22日、再び大規模爆発事件が発生し、少なくとも39人が死亡し、百人近くが負傷しています。23日、当局は1年間の「暴力的テロ活動の取り締まり」を開始すると発表しました。新疆では、ほぼ半分の地域が1級警備体制に入りました。

 

新疆の政府系メディア「天山網」によると、新疆当局は5月23日から来年6月までの1年間、「暴力的テロ活動を厳しく打撃する行動」を展開し、断固としてテロリストに打撃を与えると宣言しました。

 

香港のアップルデイリーによると、現在新疆のカシュガル市、アクス市、ホータン市ではすでに厳戒令が敷かれ、1級警備体制に入りました。

 

一方、世界ウイグル会議の報道官は、当局が抑圧すればするほど、新疆の情勢はさらに混乱すると指摘します。

 

世界ウイグル会議報道官 アリム氏

「政治的暴力事件はますます増え、ウイグル人だけでなく、チベット人は焼身自殺、多くの漢族も暴政に抵抗しています。平和的な方法を採る人もいますが、一部は暴力で抵抗しています。中国では漢族、ウイグル族、チベット族に関係なく、平和的な方法では中共の政策への不満を表す事ができないからです。街頭でデモする権利もありません」

 

報道官は、中国の民衆が当局の民族主義の宣伝に騙されないでほしいと述べます。新疆で頻発している襲撃事件の根本的な原因は、テロリストや分裂主義勢力、宗教活動にあるのではなく、中国共産党の暴政にあるからだと指摘しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/05/24/atext1111672.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

 

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