【新唐人2014年6月2日】SOHO中国の潘石屹(はんせききつ)会長は先日、中国の不動産はタイタニック号のように、間もなく氷山にぶつかると発言しました。中国の不動産王の1人、朗詩グループの会長、田明氏も先週、中国の不動産は既に変曲点に到達し、この先3年で、およそ3分の1の不動産企業が淘汰されるだろうと発言しました。
香港で開催された不動産上場企業のフォーラムにおいて、朗詩グループの田明会長は、中国大陸の不動産は既に変曲点に到達していると述べました。
田会長は、中国の不動産市場は今、重大な調整期を迎えており、一部地方の不動産市場には、依然としてバブルが存在しているものの、多くの不動産企業が次々と淘汰されるだろうと予想しています。
朗詩グループ 田明会長
「この先3年以内に、3分の1の中国不動産企業が手を引くでしょう。その方法は様々ですが」
リスクの1つが、資金チェーンの断裂です。
朗詩グループ 田明会長
「負債比率が高く、財務上不安定な企業は手を引くでしょう。財務困難に遭うからです。また製品が悪く、特徴のない企業や企業の運営効率が低い企業も手を引くでしょう」
最近、世界の大手銀行が次々と中国の不動産市場を悲観視しています。一方、田明氏は、不動産市場の真の厳寒期はまだ到来していないと考えています。住宅の価格動向については、一線都市は下落せず、逆に上昇するが、その周辺および郊外地区では下落する。二線都市には分化が現れ、三、四線都市にはさらなる値下げが現れると予想しています。 新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/05/31/atext1113025.html (中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/水田 映像編集/李)