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金正恩暗殺コメディ映画に北朝鮮が猛反発

2014年06月28日

【新唐人2014年6月28日】10月に劇場公開予定のアメリカの映画「ザ・インタビュー」が、北朝鮮の金正恩第一書記を題材にしたことで、北朝鮮当局の怒りを買っています。映画を禁止しなければ、「容赦なく反撃する」とコメントしています。

 

セス・ローゲンとジェームズ・フランコ主演のコメディ映画「ザ・インタビュー」は、アメリカのトーク番組の司会者とプロデューサーが、金正恩第一書記に独占インタビューすることになり、暗殺に手を貸すようアメリカ中央情報局CIAから依頼される内容です。

 

予告編では、CIA関係者が2人の主人公に北朝鮮と金正恩をこう紹介します。

 

世界で最も危険な国家に潜入してもらいます。金正恩の人民は彼の言う事を全て信じている。例えば 彼はイルカと会話ができ、排泄もしない。

 

予告編が公開されると、北朝鮮外務省の報道官は、「映画は露骨なテロ行為,戦争行為で、許せない」との声明を発表しました。北朝鮮の非公式報道官である金明哲氏も批判のコメントを発表しています。

 

これに対し、主演のセス・ローゲンさんはツイッターで、「金正恩がこの映画を見るらしい。気に入ってくれるといいね」と書き込んでいます。

 

報道によると、金正恩氏はアメリカ文化のファンで、秘かにアメリカの人気番組を見ているそうです。2012年、北朝鮮の中央テレビは、金正恩氏がアメリカを代表する映画「ロッキー」のテーマ曲を演奏した女性バンドに親指を立てている場面を流しました。

 

北朝鮮とその指導者は近年、アメリカ流行文化の笑い種になっています。政治風刺映画「チーム・アメリカ/ワールドポリス」、ジェームス・ボンドシリーズの「ダイ・アナザー・デイ」などでも北朝鮮をパロディ化しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/06/28/a1119402.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

 

 

 

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