【新唐人2014年6月30日】香港市民が真の普通選挙を求めて住民投票の行動を起こしましたが、中国の民衆からも共鳴を呼んでいます。近日、湖南省の市民5人が繁華街で「湖南省も投票したい」と書いた横断幕を掲げ、香港の住民投票に声援を送りました。
26日午後、5人の長沙市民が湖南省長沙市の繁華街で「香港の住民投票を支持する」「香港は住民投票を望んでいる。湖南も投票したい」などと書いた横断幕を掲げ、香港市民への支持を表しました。しかし、その後間もなくして地元警察に呼び出され、警告を受けました。
27日午後、参加者の1人、肖愷さんが新唐人の取材に答えました。
湖南省長沙市民 肖愷さん
「我々の声を出したかっただけです。環球時報には代表されたくないのです。環境時報はよく 『13億の中国人を代表する』と言いますが、多くの人は代表されたくないのです」
23日、政府系メディア「環球時報」は、「香港の不法投票数がいくら多くても、13億人を超える事はない」と題した社説を掲載し、香港の住民投票を非難しました。しかし、中国のネットユーザーからは「13億人は投票用紙がどんなものかも見た事がない」と嘲笑されています。
湖南省ネットユーザー 周傑さん
「無頼がインテリを非難しているようなものです。香港は高度の自治があり、自分の地で自分の事をしているので、大陸と何の関係がありますか」
今回の活動に参加した他の4人も長沙市の警察に呼び出され、訊問を受けました。肖さんは、警察は強そうに見えても、心の中には恐怖心を抱いていると示しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/06/29/a1119554.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)