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被災地に届けられたカビの生えたパン

2014年07月23日

【新唐人2014年7月23日】黒竜江省ハルビン市で土地を奪われた村民1万人が、連名で公開書簡を出し、省長、市長、区長および裁判所の所長の罷免を求めました。村民らは当局による十数年来の土地の強制収用、民家の強制立ち退きおよび村民に対する暴力行為に抗議しました。

 

ラジオ・フリー・アジアの報道によると、省長など官僚の罷免を呼びかけているのはハルビン市呼蘭区の4つの村の村民で、およそ3000ヘクタールの土地が政府に強制収容され、補償金も官僚に着服されました。この事に抗議して、10数年になりますが、期間中大小の衝突が絶えず、村民らは当局に暴力を振るわれ、障碍者になった人もおり、2人は陳情した事で殴り殺されました。しかし、犯人らは未だに法の裁きを受けていません。

 

報道によると、2011年2月にも、村民5000人あまりが省長、市長などの罷免を求めました。しかし、今回の参加人数は前回を遥かに上回り、活動の規模もさらに広くなっています。

 

被災地に届けられたカビの生えたパン

 

中国のネットユーザーが20日に「シナウェイボー」に書き込んだ情報によると、台風9号の影響で深刻な被害を受けた被災地に、海南省民政庁からカビの生えたパンやケーキなどの救援物資が届けられました。

 

このユーザーはカビの生えたパンの写真を投稿し、「これらのカビだらけのパンが、被災者に与える食物なのか」と問いかけました。この事は中国のネットで大きな反響を呼び、当局を非難する声が噴出しています。

 

このほか、政府系の慈善団体「中国赤十字会」も、台風9号の被災地に救援物資を送りました。しかし、35度の高温が続く被災地に届けられた物は、分厚い布団やジャケットなどでした。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/22/a1124513.html (中国語) 

(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/李)

 

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