【新唐人2014年8月7日】約3000人が死傷した雲南地震から数日経ちましたが、多くの地域で救援作業が遅れているほか、余震の際、救援ボランティア数人が建物の下敷きになり、亡くなりましたが、官製メディアは報道していません。
地震から数日経ちましたが、当局による救援がまったく行われていない地域が今もたくさんあります。ただし、官製メディアは報道していません。例えば、人口9000人の光明村は被害が甚大で、今なお大勢ががれきに埋まっていますが、救出する人がいないそうです。
救援ボランティア 張さん
「村はほとんど土壁の家なので、ほぼ全部倒れました。けが人が500~600人で、死者は100人以上です。まだ大勢生き埋めになっていますが、救出する人はいません」
情報によると、光明村では5日になって、ようやく少量の救援物資が届きました。現在、特に必要なのが食糧です。
救援ボランティア 張さん
「救援物資がほとんど届きません。特に食料が不足しています。5世帯に即席麺1つとミネラルウオーター2本配られただけです。皆 飢えて不満を抱いています」
救援ボランティアは政府の救援について、震源地ばかりを重視して、周辺地域をなおざりにしていると指摘しました。
救援ボランティア 李さん
「被災した地域は数多く、被災者も数十万人に上るはずです。でもメディアは震源地ばかり注目して、他の被災地を軽視しています。火徳紅郷は深刻です。ボランティアも足りません」
救援ボランティアによると、被災地で作業をしていたボランティア数人が余震の際、建物の下敷きになって亡くなりましたが、メディアは報道していません。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/06/a1128514.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)