HOME > ニュースページ > 国際 > 詳細

NYタイムズ「江沢民は死にかけたクモ」

2014年08月16日

【新唐人2014年8月16日】習近平の「トラ狩り」で前政治局常務委員の周永康が失脚しましたが、次のターゲットは一体、誰なのでしょうか。

 

8月14日、「ニューヨーク・タイムズ」は、次のターゲットは恐らく元国家主席の江沢民だろうと予測しました。記事では、江沢民が総書記や国家主席を退いたあとも、自分の配下や党内、軍、ビジネス界に絶大な影響力を保っていたことに触れています。

 

記事はまた、シンガポールの学者、黄靖さんの話を引用しました。「江沢民一派はまるでクモの巣で、江沢民は巣の真ん中にいるクモだ。その周りには小さなクモがたくさんおり、江沢民と自分を守ろうとしているが、江沢民  はすでに死にかけている」。

 

また黄靖さんは、習近平が根の深い中共の腐敗を解決し、既得権益集団を打破して権力基盤を固めるには、江沢民が20年以上保ってきた人脈を排除する必要があると指摘しました。

 

高智晟氏 今年中に訪米か?

 

不当に収監され、刑務所で拷問を受けた人権派弁護士、高智晟氏の建康状態が案じられています。「ラジオ・フリー・アジア」によると、高氏が訪米できるよう、現在、援助活動が続けられています。

 

在米中国人組織「公民パワー」の創始者、楊建利さんは、今年中に高氏が訪米できるよう、アメリカ国務省にかけ合っていると明かしました。できれば、中共のメンツに関わる政治亡命ではなく、家族の訪問や治療を目的とするB1あるいはB2ビザの発給を望んでいますが、高氏は政治的権利を1年間、剥奪されたので、中国のパスポートを申請できるのかが鍵になります。

 

「天安門事件の黒幕」が反論

 

中共メディア「環球時報」は先日、天安門事件で学生を支援し、のちに海外に亡命したコンピューターソフト会社の元会長、万潤南さんとほかの学生指導者を「失敗者」だとこき下ろしました。

 

万潤南さんは8月15日にメディアの取材を受けた際、「環球時報」のような普遍的価値観に反対するデタラメな新聞に貶められたのは、逆によい人間の証しだと述べました。

 

万さんは以前「我々が犯した最大の過ちは、共産党のしぶとさを甘く見て、楽観視したことだ」と述べました。今回、環球時報は、この言葉も馬鹿にしています。

 

これについて万さんは、「自分の発言はたいてい控えめで、極端には走らない」と述べています。そして、共産党の「しぶとさ」とは「恥知らずで残虐、しかも愚かで頑固なこと」を指したと反論しました。万さんは学生運動を支持したため、「天安門事件の黒幕」として当局から指名手配されました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/16/a1130783.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

 

トップページへ