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台湾学運リーダー「一つの中国政策の見直しを」

2014年08月28日

【新唐人2014年8月28】今年3月の台湾の太陽花学運(ひまわり学生運動)では、若い学生が強権を恐れず勇敢に立ち向かい、国際社会から広く注目を集めました。近日、太陽花学運でリーダーシップをとった学生たちが北米地区で巡回公演を行いました。21日には、ワシントンDCで記者会見を開き、市民運動の将来と台湾民主の見方について掘り下げ、さらにアメリカに対し、「一つの中国」政策の見直しを呼びかけました。

 

今回、太陽花学生運動のリーダーがアメリカを訪問した目的は、学生運動期間中に大きな支持を寄せた北米在住の台湾人や留学生に感謝の気持ちを表すためでした。また、アメリカの国会議員、国務省、米国在台湾協会の関連機関などを訪れ、中台関係や国内情勢に対する台湾の若い世代の見方を伝えました。

 

太陽花学運リーダー 林飛帆さん

「今の台湾の政治情勢を正確に理解するには、国民党や民進党だけを見るのではなく、台湾には強大な市民社会の力があることに注目する必要があります」

 

学生リーダーは、アメリカの「一つの中国」政策は結果的に、台湾の2大政党をいっそう中国大陸に傾倒させるものであり、これは台湾の人々が受け入れられないものであると考えています。

 

太陽花学運リーダー 陳為延さん

「『一つの中国』政策がもたらした結果は中国が経済や政治を利用して、台湾に圧力をかけ続けていることです。表面上では何もないように見えますが、台湾民衆は非常に不満を感じています。だから今回50万人の不満が爆発したのです」

 

また将来、間接民主制の監督制度を強化し、積極的に草の根組織を発展させ、公民力の発展を推進することを望んでいます。

 

太陽花学運学者リーダー 黄國昌さん

「間接民主制の障害を矯正する中で、努力する目標は公民投票制度の改革です。台湾の公共政策及び未来について、台湾人自身による決定が望ましいです」

 

新唐人テレビがお伝えしました。                                    http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/22/a1132174.html (中国語) 

(翻訳/赤平 ナレーター/萩野 映像編集/李)                                                                                                                                                         

 

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