【世界が見た中国】中国 腐敗官僚はトップに集中
【新唐人2014年9月6日付ニュース】
仏「ラジオ・フランス・アンテルナショナル」
腐敗官僚はトップに集中
フランスの「ラジオ・フランス・アンテルナショナル」の報道です。中国のある調査によると、2000年から2014年までに起きた、庁・局級以上の官僚の腐敗事件・367件のうち、地方政府や企業など、組織のトップが219人で、60パーセントを占めました。中共の独裁政権下では、組織のトップは絶対的な権力を握っているため、腐敗が起こりやすいと見られます。
ラジオ・フリー・アジアの報道です。広西チワン族自治区桂林(けいりん)市の村の幹部7人が汚染問題の話し合いのため、レンガ工場を訪れる途中、20人以上のマフィアに刃物で襲われました。5人が負傷し、3人が危篤の状態です。村民は事件を通報しましたが、警察はまったく動きません。メディアに助けを求めると、「上司の許可が必要だ」と言われました。そこで、村民約100人が地元政府を訪れ、抗議したところ、武力弾圧に遭い、けが人や逮捕者が多く出ました。
米「ウォール・ストリート・ジャーナル」
中国の動画サイト 外国番組の量を制限
アメリカ「ウォール・ストリート・ジャーナル」の報道です。関係筋によると、中共当局は中国の動画サイトに対し、外国のテレビ番組の量が全体の30パーセントを超えないよう、要求するそうです。当局のデータによると、現在、中国で人気のある動画サイトでは、外国のテレビ番組が全体の半数以上を占めます。これは、外国メディアの内容に対する中共の新たな規制です。
米「ニューヨーク・タイムズ」
中共の外資たたき 外資が失望
アメリカ「ニューヨーク・タイムズ」の報道です。9月3日、米中貿易全国委員会が出した報告書によると、中共当局は最近、独占禁止法違反で絶えず外資たたきを行っています。これについて、正当な手続きが欠如しており、外資系企業は不公平な待遇を受けていると指摘しました。中共の独占禁止法の乱用は、外資系企業を失望させています。中国の投資環境はすでに悪化していることも示しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/05/a1135863.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/尹)