【新唐人2014年10月06日】真の普通選挙を目指す香港市民の活動が始まって、すでに約10日になります。ある市民は、マフィアや政府の支持者が暴力行為を繰り返していると訴えました。
記者
「週明けに再び武力鎮圧があるとの噂が広がりましたが、大部分の市民は現場に残っています」
金鐘(アドミラリティ)はまさに不夜城です。雨傘を差す人の彫像も置かれました。日本から、乙武洋匡(おとたけ ひろただ)さんが駆けつけたほか、アップル・デイリーの社長や立法会議員の姿も見えます。
鎮圧の噂が広まっても、政府ビルの前にいた学生は恐れませんでした。
香港中文大学・修士 呉さん
「鎮圧の噂は脅すことが目的です。でも私は脅しに屈しません。私は恐れないと彼らに言いたいです」
大学の教師、廖(りょう)さんは、デモ隊に扮したマフィアがわざとトラブルを起こしていたと証言しました。
香港大学・教師 廖さん
「暴力事件を口実に学生を鎮圧するのが狙いでしょう。前方に両方の支持者が見えました。隣のおじさんも見たそうですが、青いリボンをつけ(警察を支持し)ていた人がまた黄色いリボンをつけていたそうです。政府のやり方は汚いです」
ポルトガルの画家、シモエスさんは歴史的瞬間を記録していました。
ポルトガル・画家 ルイス・シモエス氏
「街頭では皆 助け合っています。食物や飲み物など、とても感動しました」
結果がどうあれ、雨傘運動はすでに香港の隅々にまで広がっています。また、助け合いの精神は世界の人々を感動させています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/06/a1143886.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)