【新唐人2014年10月20日】香港の雨傘運動が始まってから、すでに3週間以上が経ちました。アドミラルティ(金鐘)にある雨傘広場は、市民の助け合いの場になっています。そこには、24時間、勉強ができる野外の自習室もありました。学生は勉学に励みつつ、自由のための闘いを続けています。
夜、この辺りはまぶしいほど明るくなります。雨傘の下で大勢の学生が勉学に励んでおり、ボランティアで教える教師の姿もありました。また、机は黄色い板をつなげているので、遠くから見ると黄色いリボンに見えます。
21歳の学生、林(りん)さんはここで勉強を始めて3日になるそうです。
香港の学生 林さん
「関心を寄せる人が食べ物や水、毛布を持ってきてくれます。皆様の気遣いに感動しました」
事態は今も緊迫しており、常に鎮圧の危険にさらされています。林さんは家族からの圧力もありますが、後悔していません。
香港の学生 林さん
「香港人の魂を目覚めさせたいんです。今 自由を手放したら、消えてしまうからです」
香港大学の修士、劉(りゅう)さんは恋人と共に自習室に来ました。
香港大学の修士 劉さん
「この数日の旺角の状況を見て、立ち上がるべきだと思いました。これまで学業が気がかりでしたが、自習室ができたので、学業と運動の参加を両立できます」
嵐や歌声の中、若き学生たちは授業をボイコットしても、学業はおろそかにせず、真の普通選挙実施を目指して、闘い続けています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/20/a1147374.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/萩野 映像編集/李)